『自分軸』ってどういう意味?

2021.07.02
河合由紀


ここ3-4年になるでしょうか、
「自分軸」という言葉を耳にすることが増えてきたように思います。

 

私自身は、2016年に「自分軸確立ワークショップ」というワークショップで
この言葉と出会ったのですが、その後1-2年で
急速にこの言葉に触れるようになりました。

 

その後、
縁あって 一般社団法人ミッションメンタリング協会の起ち上げに参画し、
毎日のように「自分軸を確立する」ということに向き合うことになります。

それから2年がたった昨年、
それまで温めていた「自分軸実践メンタリングプログラム」という
コーチングプログラムを自社でリリースしました。

ところが、このサービスを目にした方から
自分軸って何のこと?」
自分軸を実践するってどういうこと?」
という質問が寄せられるようになったんです。

 

そこで今日は、「自分軸」とはなにかについて少し解説させていただこうと思います。

 
■「自分軸」の意味
 

「自分軸」とは、ずばり、
「人生の目的」
だと私は考えています。

自分は何をするためにこの世に生まれてきたのか?ということです。

ミッションという言い方をする場合もありますね。

 

しっかりとわが身を貫く軸をもって、
それがブレることなく、
人生の目的に向かって進んでいけたとしたら…。

 

さまざまな困難なこと、悲しいこと、つらいことがあったり、
易きに流れてしまいそうになっても、
一度立ち止まってその自分軸を確認して、
また前を向けるんじゃないかと思うんです。

 

  誰を

  どのような自分らしい方法で

  どのように幸せにするのか

 

この人生の生きる目的のような存在が「自分軸」です。

 

そういえば、私がコーチとして起業したいというご相談のときに必ずする質問も、
まったくこれと同じでした。

 

自分のためだけの人生を創造するよりも、

誰かに貢献できること、価値を提供できることを
「自分軸」と定めて進んでいくのって、
自分自身も幸せになれるなと思うんですよね。

 

検索サイトで「自分軸」を検索すると、様々な定義が出てきます。

中には、私たちと同じようなことを指している場合もあれば、似ているけれど、もう少し「自分の心の持ちよう」に焦点を当てたものもあります。

 

 
■他人軸⇔自分軸という比較
あるサイトでは

 

「他人軸で生きていると、他人の評価やどう思われるかばかりが気になって心が疲弊してしまう。

   そうではなくて、自分軸で考えれば、もっと自分を大切にできるし、楽に生きられる」

 

というようなニュアンスの表現をされていました。

 

そのこと自体は、大いに賛同するし、本当にその通りだと思います。

ただ少し、私たちが使う「自分軸」の意味とは違うかなと思いました。

 

この言い方だと、自分軸って他人の評価を気にしないで、
自分を中心に考えることと誤解されそうな
気がしてしまったんですよね。

そのおつもりはないと思うんですけどね。

 

 

私たちの考える「自分軸」

他人の評価に振り回されたりすることもなく、

自分自身の価値を誰かと比べて落ち込むこともなく、

自分のためだけの人生の羅針盤のこと。

 

これをやっていけばいいんだ!と進む道がはっきりしたら、あとはやるだけ!
自分軸=ミッションを実践していくことが、自分の幸せに繋がると思うのです。

 
■「コア」から導きだす『自分軸』
 

ミッションメンタリングでも「自分軸実践メンタリングプログラム」でも、
自分軸を明文化するときには、心の奥深くにしまっていた思いを
引っ張り出してきます。

その心の声、魂の叫びは、これまでの人生を支えてきたもの。

これがあったからここまで来たんだという強い信念であったり、
あのつらかった体験があったから、
他人に優しくできるような人になったんだといった、
マイナスをプラスに変えてきた体験が、詰まっています。

 

それを「コア」と呼びます。

その「コア」に基づいて、
「私が幸せにできる人はだれか?」というように考えていきます。

 

このプロセスは、一見重たい作業のように見えるのですが、
その「心の旅」を終えたあとのスッキリ感は、なんともいえない清々しさです。

ぜひ体験してみていただきたいです。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか?

今日は、「自分軸」の意味について解説しました。

またもう少し深めて、機会があれば書いてみたいと思います。

 

 



 

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